引きこもり20年、もうすぐホームレス    in アメリカ

日本の大氷河期から逃れ、逃れて、三十路過ぎにアメリカにたどり着く。結婚できたらいいが、それから引きこもり20年!とうとう格安借家からも立ち退き迫られ、夫にも離婚を言い渡され、ホームレスになる日が、秒読みに・・・そんな中、昔書いたエッセイとイラストを見つけ、ブログに残しすことにした。

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アメリカ

武装警官と装甲車、我が家が取り囲まれた!

ある日の午後、 私と夫は、用事があり家を出た。 その頃住んでいた家は、大通りの反対側に面しており、 私たちはいつも舗装されていない小道を使っていた。 連日続いた雨のせいで、小道のいたるところに水たまりができていた。 空は曇っていて、水たまりにぽ…

デブスがもっとも恐怖する季節・・・それが「ナツ、ナツ・・・ここ、アッツ!」

イヤー、暑い夏がやってきましたね。 街を歩くと、人々の露出された手足が眩しいです。 そして、私は・・・ この季節が大きらいだー! それまで、厚いコートの下で大事に大事に隠してきた 肉の断層を 白日の下に晒さなければならないなんて! 特に今年は、悲…

コミュ障にとって、拷問なの、美容院は。爆発頭と呼ばないで。

髪がすごいことになっている。 私の髪は・・・ 量が多く、 硬く、 癖がものすごい。 そして、最近では、白髪が大発生! 落ち武者を通りこして、山姥の領域に達している。 子供の頃から、自分の髪が嫌いだった。 小学校の頃は、恐怖の「お母さん床屋」 「あれ…

デブスの鎧で「貞操を守ってきた」ババアが語る、日米の貞操感の違い

アメリカ人の離婚率は、50%だという。 アメリカ人の結婚式の呼ばれると、 新郎、新婦の父母が8人いることも珍しくない。 これは、新婦の父母、義父母、新郎の父母、義父母がいるということだ。 仲のいい老夫婦がいて、 「何年たっても、仲のいい夫婦って、い…

コミュ障ババアがプライバシーを語る。本当に人が怖いの・・

昔、中国にいた頃、よくタクシーを利用した。 運転手さんに私が日本人だとわかると、 必ずこういう会話が起こった。 「お前、日本人か?」 「そうだよ」 「学生か?」 「そうだよ」 「それじゃぁ、学費はいくらだ?」 (いきなりー!) 「〇元くらいかな…」 …

アメリカで歯を治療するということ・・・それは、破産で悲惨で無残・・・YoYo

アメリカで生活することになって、 一番ショックだったのは、なんといっても 「医療費の高さ」だ! とくに、歯医者! 私は、若い頃の自堕落がたたって、歯がものすごく悪い。 日本にいた頃も 自分の歯が悪い自覚はあったが、 それほど、コンプレックスをもっ…

片づけられない夫・・・人間を超越して、「神」となる!

私の夫は、いわゆる「片づけられない男」というやつである。 (現在の私…もうすぐ元夫になる…しつこいようだが) 「ゴミを(目の前にある)ゴミ箱に捨てる」 ということすら、できない。 (現在の私…結局20年間できなかった。) 殺してもいいですか? そんな…

ある日、壁からヘビが「こんにちは」 「クスリ」やっているでしょ?

私の夫は(現在の私から…もうすぐ「元」になりますが) 犬や猫を見ても、 特に「可愛い♡」と感じないらしい。 そんな彼が、ペットショップで一目惚れして、 衝動買いしてしまった動物がある。 それが「ヘビ」である。 それは「ラットスネーク」というもので…

ゲテモノ専だった私の王子様・・・だから、ババアも結婚できたのか!謎は全て解けた!

世の中には、赤ちゃんをみて 「かわいい♡」 となる人はたくさんいる。 犬や猫、小動物でも同じだ。 人々は、「かわいい」ものを見て、 胸が「キューン♡」となり、心が癒される。 かわいい・・・か? 夫は、(現在の私から…もうすぐ「元」になるが) かわいい…

喪女を煮詰めて、三十ウン年!王子が現れた?

「その日は、どのようにやってくるのだろうか?」 女の子だったら、誰でも 運命の王子様と結ばれる日を、夢見ていると思う。 デブスの私だって、そうだった。 結婚した女性たちが言う 「初めて会ったときに『この人だ!』ってわかったの!」 とか 「赤い糸っ…

ババアにもあった、うら若き時代の恥ずかしい話(っていうか恥だけの人生だけど)

アメリカに来たばかりの頃、小さい語学学校に通っていた。 ある日、「恥ずかしい話」を披露し合おう、ということになった。 実は、私には、思い出すと叫ばずにはいられない「恥ずかしい話」がある。 私の実家は、自営業をしていて、繁忙期には、住み込みで、…

ババア、身の程知らずに、タバコについて、文句を言う

今回は、現在の私の感想から・・・ この時は、本当に傲慢だったと思う。 幾多の依存症、そして、鬱で苦しんで、今は、 タバコを吸う人にも、 お酒を飲む人にも、 クスリをやる人にも、 全部寛容です。 やめられない弱い人、すべてが愛おしいくらいです。(オ…

メシマズのババア、アメリカ人を「味音痴」とDisる。

やはり、「食はアジア」だと思ってしまう。 アジアの料理は、オーケストラのよう。 甘味、苦味、辛味、酸味、塩味、そして、 肉、野菜、香辛料、それぞれが 絶妙に入り混じって、 最高のうまみを引き出す。 常に新しい側面を見せてくれ、 「味の流れは絶えず…

デブの「ダサ井イモ子」の悲惨な試着室

私は、田舎県田舎村、出身である。 服を売っている八百屋に行くのでさえ、車で一時間、 ともなれば、 誰が「ファッショナブル」なんぞに成り得ようか・・・ 小学校の時、 「特売品って何ですか?」 という生徒の質問に、先生が 「Micchieeさんが着ているよう…

デブの国、アメリカの不思議なダイエット

デブで、屈辱的な人生を、長年送っていた私。 今、肥満体国、アメリカにいて、故郷の川に帰ってきた鮭のような、心地よさに包まれている。 それにしても、多くのアメリカ人、 よく食べる! よく肥えている! 本当、嬉しー、楽しー! 青春時代、細い友達にも…

デブスが叫ぶ!デブの国、アメリカ万歳!

まだ、私がアメリカに来るずっと前、父がアメリカ旅行に行った。 その旅行から帰ってきた、父の第一声は、 「俺は、アメリカじゃ、ちっともデブじゃなかったぞ」 だった。 ウエストが1メートルもあり、すぐ、ズボンの股に穴を開けてしまう屈辱が晴 れたので…

夏休み、トレックアメリカで行く、アメリカ縦断の旅 2

トレックアメリカでは、 それぞれの係を決め、 助け合うシステムを使っている。 例えば、 荷物をバンの上に上げたり、下したり、する係。 買い物係。 料理、片付け係。 なのだ。 料理、片付け係は、三人一組で、 三日間料理、三日間休み、三日間片付けという…

夏休み、トレックアメリカで行く、アメリカ縦断の旅 1

2,000年の夏、アメリカで過ごす、初めての夏休み、 私は、トレックアメリカに参加することにした。 これは、18歳から38歳の人を対象にした 北米各所を回るキャンピングツアーである。 私は、シアトルからロッキー山脈沿いに ナショナルパークからナショナル…

2000年、惨めな年越し、マクドナルドで過ごす元旦

hh1999年、12月29日、私とソンヘイは旅行から帰ったきた。 私は、大家族のホストファミリーの家へ。 彼女は、友達の家へ行く予定だった。 「せっかかの2000年なのでパーティーをしよう」 「みんなでカウントダウンしよう」 と、私にソンヘイを紹介してくれ…

ババア、アメリカ人(元夫)にナンパされる!そしてはじめてのチュウ?

元夫は、ニコニコと笑いながら、話しかけてきた。 そこで、15分ほど、おしゃべりをした。 日本から来たこと、学校のことなど話しただろうか・・・ 彼の英語は、先生の英語より、さらに聞き取りやすく、 話をしていて楽しかった。 そのうち、彼が 「もしよか…

ババア、クソじじいに付きまとわれた後、(元)夫に出会う!

2000年、1月5日のことだった。その時、私は猛烈に機嫌が悪かった。 最悪の年末の疲れを抱えたまま、その日から学校がはじまった。 クラスの後、先生が 「今日これからスクールアクティビティで映画を見に行くけど、行かない?」 と聞いてきた。 疲れていたし…

ケチな友達と、餓死寸前、アメリカ旅行

私が勉強していた語学学校のあった場所は、ゲイで有名な町だった。 私は、せっかかそんな好条件?の町に住んでいるのだから、 どうしても「ゲイバー」とやらに行ってみたかった。 でも一人で行く勇気はない。 学校中の子に声をかけたが、私と一緒に行ってく…

ババア、外国人から熱烈に告白される⁉

私のアメリカ生活が始まった。 ホストファミリーには、5人もの子供がいて、 私の相手をしているヒマはない。 また、私は英語が悔しいほどに話せない。 こんな私の慰めは、ハウスメイトの韓国学生キュワンだった。 キュワンは、私のめちゃくちゃな英語を理解…

ババア、英語もちっとも話せず、アメリカに来た!

私が初めてアメリカに来たのは、1999年10月末だった。 それまでワシントン州とワシントンD.C の違いもわからず、 カリフォルニアとカリフラワーの違いもわからない程の 超アメリカ音痴だった。 (いくらなんでもそれはないか!) 又、私はusuallyを「ゆずゆ…