デブの国、アメリカの不思議なダイエット
デブで、屈辱的な人生を、長年送っていた私。
今、肥満体国、アメリカにいて、故郷の川に帰ってきた鮭のような、心地よさに包まれている。
それにしても、多くのアメリカ人、
よく食べる!
よく肥えている!
本当、嬉しー、楽しー!
青春時代、細い友達にもっと食わせやろう、
デブ地獄に道連れにしてやろう、
としていた悪魔のような私は、ここには必要ない。
本当、細いやつって、苛つく。
一枚のポテトチップスに5口もかけやがって!
私なんか、1袋、20口で、食べれるぞ!
まぁ、自慢にならないのだが・・・
本当に長い間、体重との闘いだった。
新聞広告の
「私はこれでやせた!」
的なものは、無言のうちに私に回されてくる。
「デブはよく食うだろう」
と残り物は持たされる。
まぁ、結局食べてしまうんだけどね。
悲しー!
スカートのベルト芯は、腹の肉に圧迫され、半分の折れ曲がり、
ズボン、ガードルは、股ずれによって、穴だらけ。
こんな私の人生に
ダイエット!
の文字がなかったことはない!
卵、りんご、グループフルーツ、お酢、お米、
はたまた、
キトサン、カプサイシン、ガルシア、
いっぱい試してきた。
特に、
「肥満大国アメリカで、今最も売れている、○○○」
これ系には、手を出さずにいられなかった。
がんばれ~
しかしだ!
今、アメリカに来て、発見!
アメリカのダイエットはおかしいぞ!
なんでも「Fat Free 」にばかりこだわるのだ。
- ビール Fat Free !
- ハードキャンディー Fat Free !
いや、これって、わざわざ強調しなくても、当たり前なのでは?
牛乳のFatなんて、そんなに気にしなくては、いけないものなの?
日本じゃ逆で、
3.6牛乳が求められているような・・・
ちなみに私はFat Free 牛乳は、嫌いだ。
こんなのお米のとぎ汁と交換しておいても、誰も気づかないぞ。
甘ーいお菓子の塊を食べながら
「大丈夫!Low Fatだから」
って、そういう問題じゃないような・・・
「肥満大国アメリカで、今最も売れている、○○○」
を長年信じてきて、お金をつぎ込んでしまった。
でも、こいつら、言っていること大丈夫か?
「○○○で痩せらるなら、そもそもこんなに、アメリカ
で、デブがあふれるわけないだろー」
と遅まきながら、ツッコミが入れられるようになった。
これを進歩というのね。
現在の私の感想・・・
糖尿になってわかったこと。
注意しなくてはいけないものは、脂質ではなく、糖分です!
しかし、そもそも太っている一番の原因は、その人間性なのじゃー!
怠惰で、意志が弱くて、怠けもの!
(大事なことなので2回言いました)
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