引きこもり20年、もうすぐホームレス    in アメリカ

日本の大氷河期から逃れ、逃れて、三十路過ぎにアメリカにたどり着く。結婚できたらいいが、それから引きこもり20年!とうとう格安借家からも立ち退き迫られ、夫にも離婚を言い渡され、ホームレスになる日が、秒読みに・・・そんな中、昔書いたエッセイとイラストを見つけ、ブログに残しすことにした。

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ババアにもあった、うら若き時代の恥ずかしい話(っていうか恥だけの人生だけど)

 アメリカに来たばかりの頃、小さい語学学校に通っていた。

 

ある日、「恥ずかしい話」を披露し合おう、ということになった。

 

実は、私には、思い出すと叫ばずにはいられない「恥ずかしい話」がある。

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私の実家は、自営業をしていて、繁忙期には、住み込みで、アルバイトの大学生を雇っていた。

 

その年は、3人の19歳!の男の子たちが我が家で働いてくれた。

 

我が家も201816の年頃の姉妹で、(私は3番目)

 

自営業を手伝っていた。

 

繁忙期なので、休みなどなく、毎日朝2時から起きるような激務の中、

 

若い私たちは、だんだん仲良くなっていった。

 

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ある日、一日だけ、休みをとることができた。

 

そこで、みんなで、近くの観光地に遊びに行った。

 

 

三人の中の一人の男の子が、妙に私の写真を撮りたがった。

 

どうやら、私に気があるらしい・・・?

 

 

そういう経験が皆無の私は、テンションがあがってしまい、

 

思いっきりぶりっ子をし始めた。

 

ぬいぐるみなど、かわいいものを見つけると

 

「きゃぁ、かわいい~」

 

と、高い声を出し、

 

ぶきっちょな上目遣いをしてみせたりした。

 

「私、かわいいものが大好きなの~」

 

バカでっかいワニのぬいぐるみを抱きしめた。

 

 

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     ブスがうざ~

 

 

そうやって、一日を過ごし、さぁ、帰ろう、という時に、

 

私に気がある(と思われる)男の子がいない。

 

しばらくすると、彼は、私が抱きしめていた、

 

バカでっかいワニのぬいぐるみを抱えてやってきた。

 

そして、ぶっきらぼうに、そのぬいぐるみを私に放り投げ、

 

そのまま何も言わず、車に乗り込んでしまった。

 

 

他のみんなは、たちまち、冷やかしだした。

 

私は、体をくねくねさせながら、

 

「この子の名前、何がいいかな~」

 

甘えた声をだした。

 

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       ワニ
 

 

その日の夜、みんなで花火をした。

 

次から次へと色や形を変えていく、花火を見ながら、私は、人生で初めて

 

「甘酸っぱい」という感覚を感じていた。

 

その頃、テレビでやっていた「男女7人物語」のひとりになったような気分だった。

 

見かけは「今くるよ」なのに、心に中では「大竹しのぶ」になっていた。

 

 

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そのうちあんなにあった花火がなくなって、線香花火だけが残った。

 

皆で、線香花火を一つずつ持って、輪を作り、かかんだ。

 

線香花火が小さくチカチカ光りだした。

 

本当に静かだった。

 

誰も何も話さず、ただ、線香花火の光を見ていた。

 

みんな、この瞬間、静かさ、若さ、を感じていた。

 

その時、

 

 

ぷ~~~~~~

 

 

私のおならが、静寂を、青春を、すべてを崩した。

 

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その後は、みんな、大爆笑!

 

私は、狂ったように叫び、家の中に駆け込んだ。

 

泣いてわめいてる私を、みんな

 

「ジャスミンの香がしたよ」

 

「天皇陛下だって、おならはするんだよ」

 

などと、慰めて?くれた。

 

いや、傷をひろげてくれた。

 

もう、人生・・・終わった。

 

恋?・・・そんなもん、もちろん飛び散った。

 

その後、買ってもらったバカでかいワニのぬいぐるみは、

 

「屁っくん」と名付けられた。

 

 

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先生の話してくれた「恥ずかしい話」は、こんなもんじゃなかった。

 

先生が高校生の時の話だ。

 

その時、ジーンズに穴を開けて穿く、というのが流行っていた。

 

 

先生は、洗濯が嫌いで、ある日とうとう、きれいが下着がなくなってしまい、

 

仕方なく、下着をつけず、ジーンズを穿いて、学校に行った。

 

 

その日の授業は、「ウーマンリブ」についてのディベートで、

 

男女別れて、向き合って座り、意見をぶつけ合った。

 

先生も時々、立ち上がるほど積極的に参加して、白熱した議論をしあったそうだ。

 

 

それから、家に帰ってきて、ジーンズを見たら、

 

なんと股に大きな穴が開いていた!

 

ジーンズには、穴がいっぱいあったので、朝は見落としてしまったらしい。

 

 

さすが、アメリカ女性!

 

「ウーマンリブ」を身の持って表現した!

 

ということか?

 

議論も白熱するわな。

 

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現在の自分の感想・・・

 

「男女7人物語」だってー!

 

もう、古典の世界でしょう。

 

「祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり」でしょー

 

ってなんのこっちゃ。

 

 


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ババア、身の程知らずに、タバコについて、文句を言う

今回は、現在の私の感想から・・・

 

この時は、本当に傲慢だったと思う。

 

幾多の依存症、そして、で苦しんで、今は、

 

タバコを吸う人にも、

 

お酒を飲む人にも、

 

クスリをやる人にも、

 

全部寛容です。

 

やめられない弱い人、すべてが愛おしいくらいです。(オゲェ)

 

さて、傲慢な文章の始まりです。

 


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私は、何が嫌いって、タバコのにおいほど嫌いなものはない。

 

家族にタバコを吸う人がいなかったせいか、タバコのにおいに敏感になってしまった。

 

学校から帰ってきて、家に一歩入ったとたん、

 

「今日、お客さん来たでしょう?」

 

と、その異臭に気づき、外へ飛び出してしまうほど、

 

タバコのにおいが苦手だった

 

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中国にいた頃は、本当に大変だった。

 

上海の南京路というところは、人でごったがえしているのだが、

 

そこで、くわえタバコをしている人は、本当に多かった。

 

後ろから、頭に煙を吹きかけられ、

 

エクトプラズム登場!なんて毎度のこと。

 

すれ違う人の手にあるタバコが

 

私の手に押さえつけらる、いきなり、根性焼き!

 

なんてことも何度が起きた。

 

いつも、怒りのマグマ爆発!大土石流!だった。

 

 

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       打つぞ!ごらぁ~

 


「東方航空」を上海と東京の行き来に使った。

 

なんといっても、この航空会社は、安い!

 

しかし、禁煙席を取っても、まわりは、喫煙者ばかりだった。

 

日本へ集団就職に行くと思われる団体に囲まれた。

 

もう、何十人という人がスパッスパーとタバコを吸う。

 

私の周りはもう霧の摩周湖。(見たことないけど)

 

 

スチュワーデスに

 

「ここは、禁煙席なのだから、タバコを止めるように言って」

 

と頼んだ。

 

スチュワーデスが注意しても誰もやめない。

 

「なんで、俺だけやめなくちゃいけないんだよ。」

 

「みんな吸っているじゃないか」

 

と、誰も聞く耳をもたない。

 

 

再三、再四、スチュワーデスに

 

「お願い、やめさせて。ここは、禁煙席なんだよ!」

 

と頼んでいたら、

 

「私は、言ったの!でもやめないの!」

 

と私が怒られてしまった。

 

 

四面楚歌。

 

雲の上にいるはずなのに、雲の中。

 

においもものすごい。

 

頭痛がしてきた。吐きそう。

 

そんな悪夢3時間のフライトでした。

 

 

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中国では、鉄道の旅でも、タバコで苦労した。

 

数十時間、時には一晩、二晩を、電車の中で過ごす。

 

長時間、タバコの煙に包まれるのは、辛い。

 

 

ある時、もう耐えきれず。

 

「ゴホッ、ゴホッ。ごめんなさい・・・」

 

「私、去年、肺の手術をしたの・・・」

 

「い、息ができない・・・く、苦しい・・・」

 

と迫真の演技をした。

 

これが効果てきめん!

 

それ以後、ヘビーな喫煙者が回りにいるときは、この手を使うことにした

 

 

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書いても書いてもキリがないほど、

 

タバコには、恨みつらみでいっぱいだ。

 

「ごめんさい。タバコアレルギーなんです。」

 

と控えめに、申し訳なさそうに言っても

 

「神経質」

 

「ヒステリー女」扱い。

 

もう、ガンになって、化けて出てやるしか、方法は、ないのか!

 

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しかし、そんな辛い歴史が、アメリカに来て、終止符が打たれた。

 

タバコを吸う人の少ないこと。

 

喫煙者に対しての、マナーの厳しいこと。

 

本当、生きていてよかった。 

 

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現在のババアの感想2・・・

 

いや~時代だな~

 

「スチュワーデス」じゃなくて、

 

「客室乗務員」と、言いなさい!

って、そこかい!

 

そうでなく・・・

 

世の中、喫煙者にきびしくなったよね~

 

今じゃ、喫煙者の人に対して、同情的になっています。

 

こんなに喫煙者が迫害されるようになるとは・・・

 

私みたいな人が、いっぱいいたんだろうな。

 

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   人形でいるのも悪くないな・・・

メシマズのババア、アメリカ人を「味音痴」とDisる。

やはり、「食はアジア」だと思ってしまう。

 

アジアの料理は、オーケストラのよう。

 

甘味、苦味、辛味、酸味、塩味、そして、

 

肉、野菜、香辛料、それぞれが

 

絶妙に入り混じって、

 

最高のうまみを引き出す。

 

常に新しい側面を見せてくれ、

 

「味の流れは絶えずして、その味はもとの味にならず」

 

なのである。

 

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それに比べ、西洋の料理は、独奏である。

 

甘いなら甘い道を・・・

 

チーズならチーズ・・・

 

バターならバター・・・

 

とことん一本の道を追求していく。

 

「頑固おやじ」のようである。

 

又、「大きいが正義!」

 

バターでもチーズでもクリームでも肉でもケーキでも

 

「塊」で行こう!

 

という、この豪快さも「おやじ」を感じさせる。

 

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昔、丸大ハムのCMで、父親と息子がキャンプをしている、というのがあった。

 

父親が息子に分厚く切ったハムを渡し、

 

「わんぱくでもいい。たくましく育ってほしい」

 

というフレーズが入るのだ。

 

私にとって、何がショックって、そのハムの厚さだ!

 

我が家にとって、ハムというのは、向こうが透けてみえるくらい、薄いものだったのに。

 

しかし、それは、もう私の知るハムではない。

 

肉の塊だ。

 

ハムというものは、そんなに厚く切って、うまいのであろうか?

 

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    たくましく育ってほしい

 

しかし、アメリカに来て、あんなハムの厚さは、子供だましみたいなものだと知った。

 

こっちでの「thin cut」は、日本のステーキ並み。

 

私は、はやはり、

 

「向こうが透けて見える、儚い、大和撫子」の方が

 

「肉感あふれる、セクシーアメリカン美女」

 

より好みだなぁ。

 

って、誰もそんなこと聞いてないか・・・

 

それと反比例して、食パンが薄い

 

食パンの種類は、山ほどあるのに、パンの厚さはみんな一緒。

 

そして、おいしいパンに出会えない。

 

山崎のダブルソフトが恋しい。

 

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      愚痴は続く

 

ついでにチーズもいまいち・・・

 

パスタのもサラダにもチーズを山ほどかける。

 

本当に、アメリカ人はチーズが大好きだ。

 

 

ある時、みんなで、丸チーズの一口サイズを食べていた。

 

私は、

 

「あいからわず、味気なく、パサパサしているなぁ~」

 

と思いながら、食べていた。

 

そうしたら、みんなが一斉に、私を見てさけんだ。

 

「あぁ~、Micchieeがワックスも食べちゃった。

 

これって、チーズをワックスで包んであったのね。

 

ワックスを剥がして、チーズを食べた。

 

う~ん、チーズもワックスも、そんなに変わらん。

 

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今日も

 

Picky(好き嫌いが激しい)

 

と非難を背に、

 

ピザもハンバーガーに、目もくれず、

 

心許せるアジア料理を求めている。

 

「頑固おやじ」みたいなのは、私の方か。

 

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現在のババアの感想・・・

 

メシマズが、よくこんな文を書いたもんだな。

 

身の程知らずもいいとこでしょう。

 

今となれば、どんな食べ物でも、食べれるだけで、有難い。

 

 


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デブの「ダサ井イモ子」の悲惨な試着室

私は、田舎県田舎村、出身である。

 

服を売っている八百屋に行くのでさえ、車で一時間

 

ともなれば、

 

誰が「ファッショナブル」なんぞに成り得ようか・・・

 

 

小学校の時、

 

「特売品って何ですか?」

 

という生徒の質問に、先生が

 

Micchieeさんが着ているようなTシャツのことです。」

 

と言われて時から、私の

 

「ダサ井イモ子」

 

の人生は、始まった。

 

 

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あれは、18歳の夏だった。

 

私のジーンズは、当然、ゴム入りのものだった。

 

ある日、友達に

 

「ゴム入りのジーンズを穿くようなセンスには、なりたくない。」

 

「私は、Levi’s が好き」

 

Somethingは、女の子のジーンズよね」

 

と言われた。

 

言っている意味は、よくわからなかったが、

 

彼女には、行きつけのジーンズ専門店があるというので、

 

そこへ連れて行ってもらった。

 

 

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狭いお店には、ジーンズが所狭しと並んでいた。

 

ほとんどのジーンズが70008000はする。

 

(ほへ~。アメリカ製って、お高いのね・・・)

 

(私、行きつけの西友とは、大違いだ・・・)

 

 

超ショートヘアの発育不全みたいなほっそい店員が

 

慇懃無礼に対応してくる。

 

「お客様のサイズはいくつですか?」

 

えっ、サイズって、いっても、

 

20とか30とか、わけわからん。

 

「これは、インチですよ。」

 

インチ!? 何、それ? おいしいの?

 

「ちょっと・・・サイズわからないのですが・・・」

 

不覚にも声がかすれてしまった。

 

店員は、鼻をフンッと鳴らし、

 

おもいっきり下の方にある

 

ジーンズを引っ張り出した。

 

「お客様なら・・・これくらいかな・・・」

 

一番サイズがでかいやつだ!

 

横の友達は、私より数インチ、細いジーンズを選んで、見ている。

 

 

「お客様は、どのようなスタイルがお好きですか?」

 

えっ、スタイルって、何のこと?

 

「あっ、あの、なるべく細く見えるようなものを・・・」

 

く~、なんでこんなバカな答え方をしてしまったのだろう・・・

 

店員は、今度は、冷笑を浮かべ、

 

「でしたら、これですね。」

 

と選んでくれた。

 

 

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      うへ~ 

 

そして、試着室へ・・・

 

穿いてみる・・・

 

えっ、入らない!

 

ちょっと、どういうこと!

 

ハネてみる。ハネてみる

 

 

あ~、ダメだ! 脱ごう!

 

待って!今度は、脱げない!

 

「お客さま~、いかがですか?」

 

外から、店員が声をかけてくる。

 

「あっ、ちょっと、待ってください」

 

 

ともかく、脱ごう!

 

で突っかかる!

 

太ももでも、張り付いて取れない!

 

ふくらはぎからさえも、剥ぎ取れない!

 

これって、どういうこと!

 

 

悪戦苦闘している中、

 

店員が何度も声をかけてくる。

 

「お客様~、いかがでしょう?」

 

(西友じゃ、店員が試着室に、声なんてかけてこないのに!)

 

「う~ん、ちょっと、思ったのと違うかな~」

 

「待ってくださいね~」

 

 

やっと、脱げた。

 

靴下も脱げたが。

 

脱げたジーンズは、すべて裏返しになり、

 

脱皮した蛇の皮のように、おぞましい状態だった。

 

 

店員が、又もや、聞いてくる。

 

「お客様~、どうですか~」

 

(もう、絶対、これ嫌がらせでしょ!)

 

「やっぱり、これ好みじゃないですね。」

 

(やっと、上手に答えられた!)

 

 

汗だくになって、

 

「私、今日は、買うのやめます。」

 

と、たたんだジーンズを

 

天敵、ガリガリ店員に返した。

 

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友達は、2着買った。

 

どっちも1万円以上するものだった。

 

そして、丈がめちゃくちゃ長くて、思い切り、切ってもらっていた。

 

「アメリカ製ですからね~」

 

その大量の布地、横に回せよ!

 

 

店を出て、夕日を見た。

 

アメリカ本場のジーンズって、やせないと穿けないんだ~。

 

しかもものすごく高いものなんだな~。

 

遠いぜ。ヤンキー。

 

 

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が、あの体験はなんだったんだ!

 

アメリカでは、Levi’sだって、何だって、

 

サイズ、無限にあるぞ!

 

しかもメチャクチャ安い!

 

 

しかも、アメリカでは、「ゴム入りジーンズ」に市民権だってある。

 

(あの日の汗と涙を返せ!)

 

やったー!

 

これぞ、ヤンキー!

 

(よくわからないけど)

 

 

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現在のババアの感想・・・

 

ババア、もうジーンズなんて穿かないぞ。

 

思い切り伸びるレギンス、一択。

 

もちろん、股ずれで、穴だらけです。

 

 

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      人形にままでいるのも悪くないな

 

デブの国、アメリカの不思議なダイエット

デブで、屈辱的な人生を、長年送っていた私。

 

今、肥満体国、アメリカにいて、故郷の川に帰ってきた鮭のような、心地よさに包まれている。

 

それにしても、多くのアメリカ人、

 

よく食べる!

 

よく肥えている!

 

本当、嬉しー、楽しー!

 

 

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青春時代、細い友達もっと食わせやろう

 

デブ地獄道連れにしてやろう

 

としていた悪魔のような私は、ここには必要ない。

 

 

本当、細いやつって、苛つく。

 

一枚のポテトチップスに5口もかけやがって!

 

私なんか、1袋、20口で、食べれるぞ!

 

まぁ、自慢にならないのだが・・・

 

 

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本当に長い間、体重との闘いだった。

 

新聞広告の

 

「私はこれでやせた!」

 

的なものは、無言のうちに私に回されてくる

 

 

「デブはよく食うだろう」

 

残り物は持たされる

 

まぁ、結局食べてしまうんだけどね。

 

悲しー!

 

 

スカートのベルト芯は、腹の肉に圧迫され半分の折れ曲がり

 

ズボン、ガードルは、股ずれによって、穴だらけ

 

 

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こんな私の人生に

 

ダイエット

 

の文字がなかったことはない!

 

卵、りんご、グループフルーツ、お酢、お米、

 

はたまた、

 

キトサン、カプサイシン、ガルシア、

 

いっぱい試してきた。

 

特に、

 

「肥満大国アメリカで、今最も売れている、○○○」

 

これ系には、手を出さずにいられなかった。

 

 

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       がんばれ~  

 

しかしだ!

 

今、アメリカに来て、発見!

 

アメリカのダイエットはおかしいぞ!

 

 

なんでもFat Free にばかりこだわるのだ。

 

  • ビール Fat Free

 

  • ハードキャンディー Fat Free

 

いや、これって、わざわざ強調しなくても、当たり前なのでは?

 

牛乳のFatなんて、そんなに気にしなくては、いけないものなの?

 

日本じゃ逆で、

 

3.6牛乳が求められているような・・・

 

ちなみに私はFat Free 牛乳は、嫌いだ。

 

こんなのお米のとぎ汁と交換しておいても、誰も気づかないぞ。

 

 

甘ーいお菓子の塊を食べながら

 

「大丈夫!Low Fatだから」

 

って、そういう問題じゃないような・・・

 

 

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「肥満大国アメリカで、今最も売れている、○○○

 

を長年信じてきて、お金をつぎ込んでしまった。

 

でも、こいつら、言っていること大丈夫か?

 

「○○○で痩せらるなら、そもそもこんなに、アメリカ

 

で、デブがあふれるわけないだろー」

 

と遅まきながら、ツッコミが入れられるようになった。

 

これを進歩というのね。

 

 

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現在の私の感想・・・

 

糖尿になってわかったこと。

 

注意しなくてはいけないものは、脂質ではなく、糖分です!

 

しかし、そもそも太っている一番の原因は、その人間性なのじゃー!

 

怠惰で、意志が弱くて、怠けもの!

 

(大事なことなので2回言いました)

 

 


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デブスが叫ぶ!デブの国、アメリカ万歳!

まだ、私がアメリカに来るずっと前、父がアメリカ旅行に行った。

 

その旅行から帰ってきた、父の第一声は、

 

「俺は、アメリカじゃ、ちっともデブじゃなかったぞ」

 

だった。

 

ウエストが1メートルもあり、すぐ、ズボンの股に穴を開けてしまう屈辱が晴

 

れたのであろう。

 

父のお土産話は、グランドキャニオンでもなく、ラスベガスでもなく、

 

いかにアメリカ人がデブであるか・・・に尽きていた。

 

私もアメリカにやってきて・・・

 

あの時の父の歓喜がよくわかる。

 

 

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日本にいた時、

 

「デブに人権はあるのだろうか?」

 

と真剣?に考えたことがある。

 

なんといっても問題はデブにつけられるあだ名だ!(本当か?)

 

  • 目の細いデブ=朝潮

 

  • 目の大きいデブ=小錦

 

デブには、このふたつのあだ名しかない!

 

もっと、デブだって、個性にあふれているんだよ!

 

 

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そして、なんといっても・・・

 

日本で服を買うときの、あの屈辱感・・・

 

ML しかなく、Lが入らない!

 

「人間失格」と言われんばかり・・・

 

冷たい地の底に落ちてしまったような閉塞感・・・

 

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洋梨どころか、フラスコみたいな体系の私。

 

なによりも辛いのがズボンを探すこと

 

中国の雑技団に、オッサンが23歳の女の子の服を着てみせる、という

 

笑えるというより、なんか悲しくなる芸があるのだが、

 

日本の試着室での私は、まさにこれ!

 

あのオッサン、華やかな雑技団の芸が披露されている中で、

 

「自分は何をやっているんだろう」

 

と悲しくなる時もあるだろう。

 

試着室の私もいつも悲しい。

 

体を限界まで曲げて、

 

息を殺して、

 

肉を押し込める。

 

あぁ苦しい~。服が破れそう~。

 

そして、苦難の末、やっと着れたとしても、

 

鏡に映っているのは、ものすごく滑稽な姿をした自分。

 

苦労した達成感などなく、

 

地の底に落ちていくような敗北感

 

着たはいいが、果たして、無事に脱ぐことはできるのか

 

ズボンを買おうとするたびに繰り返される、この拷問・・・

 

 

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 それがここアメリカでは、サイズがず~と先まである。

 

開けた未来!

 

ワァ~オ!XL, XXL, XXXL,この素晴らしいXは、どこまで続くの!

 

続いていくXの地平線を見ながら、

 

夏休みの初日を思い出す。

 

「あぁ、まだ1カ月も休みがあるんだ~」

 

なんとも言えない幸福感。

 

そう、これを人は「ゆとり」と呼ぶのね。

 

 

 

そして、私が選ぶのは、なんと!M

 

私は、アメリカでは、M サイズなのですよ~

 

「やだぁ、私 M!」

 

と周りの見せびらかしながら?買う私。

 

アメリカ!大好き!私に「人権」を与えてくれて、ありがとう!

 

 

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しかし、服は買えたが、

 

アメリカにいても、やはり

 

「おまえはデブだ!」

 

「人間失格だ!」

 

と思い知られる時がある。

 

それは、大学で用意されている学生用のデスクが

 

椅子と小さい机がくっついたものだからだ。

 

これは窮屈だろう!

 

私は入れるが(ここ強調!)

 

中には、入れない人もいるだろう。

 

 

また、アミューズメントパークなどにある、

 

バーが着いた入口。

 

人がひとり入るたびにバーが動くあれ。

 

友達は、

 

「横を向けば、いいんだよ」

 

というが、

 

横だろうが、縦だろうが、太さは変わらないんだよー!

 

私はもちろん入れるが(再度、強調!)

 

あれは、絶対、デブに意地悪をしているだろう!

 

 

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それにしても、アメリカは天国!

 

どんなぽっちゃり

 

腕を出し、


足を出し、


へそも出す!

 

すごいぞ!すごすぎるぞ!

 

デブの楽園、アメリカに万歳!

 

 

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今の私の感想・・・

 

このエッセイの一番の目玉はなんといっても、

 

目の細いデブ=朝潮

 

でしょう。ここ今だったら、絶対

 

目の細いデブ=朝青龍

 

でしょう。やはり、時代を感じるね~。

 

って、そこかよ!

 

 


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夏休み、トレックアメリカで行く、アメリカ縦断の旅 2

トレックアメリカでは、

 

それぞれの係を決め、

 

助け合うシステムを使っている。

 

例えば、

 

  • 荷物をバンの上に上げたり、下したり、する係。

 

  • 買い物係。

 

  • 料理、片付け係。

 

なのだ。

 

料理、片付け係は、三人一組で、

 

三日間料理、三日間休み、三日間片付けという、ローテンションだった。

 

私は、ドイツ、デンマークのギャルズと同じグループで、

 

この係になった。

 

 

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ある時、イタリアの男の子が、

 

「本場の人が作ったパスタを食べたい。」

 

と皆に言われて作った。

 

彼はパスタを茹でて、その上にオイルを少しかけた。

 

そうしたら、ドイツの女の子が、わめきだした。

 

「信じられない!それがイタリアのやり方なの!」

 

彼女がイタリアの子を罵倒する理由がちっともわからない。

 

私は、パスタのことなど、ちっとも知らない、

 

アジアの小島から来たが、

 

茹でたパスタにオイルをかけるぞ。

 

そうしないと、みんなくっついてしまうのでは、ないのか?

 

 

そんな彼女らと料理を一緒い作るのは不安だった。

 

 

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                     Let's cook !

 

 

第一日目。

 

私たちは、カレーを作ることになった。

 

カレーは、アウトドアの定番

 

「楽勝でしょう」

 

と作り始めた。

 

私は野菜を切るのを、二人に指示したりした。

 

ドイツの子がまた、わめきだした。

 

「あなたは、ちゃんと作り方を見ながら、作っているの!?」

 

「水はもっと足したほうがいいんじゃないの!?」

 

カレーだぞ。

 

作り方なんか、いちいち見る必要あるか?

 

ともかく、私を信用しないで、ぴーちく・ぱーちく、うるさい!

 

「私はカレーを100回作ったことがあるから、大丈夫」

 

と答えた。そうしたら

 

「あなたがわかっているのならいいわ。」

 

「私たちふたりはごはんを炊くから、あなたがカレーをつくって。」

 

と言い出した。

 

それは、少し不公平ではないか、と思ったけど、

 

大口をたたいた手前、仕方ない。

 

承知した。

 

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                         Let's cook !

 


私のカレーは、問題なくできた。

 

でもごはんは、ひどかった!

 

べちょべちょなのに、芯がある

 

食べれたもんじゃなかった。

 

シチューみたいにしゅっちゅうかき混ぜていたから、嫌な予感はしていたが・・・

 

ここまでひどいとは・・・

 

ごはんというものは、そんなに作るのが難しいのかと、

 

皆でコメの袋の後ろに書いてある作り方を読んだ。

 

One cup water, One cup rice

 

一体、これのどこが間違えようがあるのだ?

 

せっかかのカレーも、ごはんなしで、みんなの満足を得ることはできなかった。

 

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二日目。

 

今度は、カレーより、もっと簡単な照り焼きチキンを作ることになった。

 

今度は、私がごはん当番になった。

 

One cup water, One cup rice

 

説明どうり、計った。

 

そうしたら、またまた、ドイツの子がくってかかってきた。

 

「あなた、昨日のことおぼえていないの!」

 

「あんなに硬かったでしょ。水をいれなさいよ!」

 

いや、「昨日のこと」って。

 

間違えたの、お前だから。

 

あれだけ昨日間違えたら、普通、もう引き下がって、人にまかせるでしょうが!

 

そう言いたいのをぐっとこらえて、

 

「昨日は、適量の水と、適量のコメじゃなかったから、いけなかったの。」

 

「今日はしっかり計ってやるから。」

 

と言うと、

 

「違うわ!もっと水を入れて!」

 

ここは、昨日の作戦でいこうと

 

「私は、ごはんを1000回炊いたことがあるから、大丈夫!」

 

と言った。しかし彼女はひるまない。

 

「私だって、そうよ!」

 

うそつけー。

 

昨日のような恐ろしいものを作っておいて、よく言うわ。

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しかし、彼女に押し切らてしまった。

 

「もっと、これくらい水入れて」

 

涙をのんで、彼女のいう、半分の量を水を足した。

 

彼女は不満そうだったが、私は泣きそうだった。

 

 

時間がかなりたっても、水は全然減らなかった

 

でも彼女らは

 

「ほらお米、もう柔らかいわ」

 

と喜んでいるではないか!

 

そして

 

「できあがり♡」

 

とざるにごはんをザザーとあげ、お湯をザバーサバーと切った。

 

それは、めまいを起こしそうな光景だった。

 

できたごはんは、べちょべちょだったが、芯はなかった

 

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   もう~、イヤ~!

 



夕飯になった。

 

みんなそのごはんを食べて

 

Excellent!」

 

Perfect!」

 

と言うではないか!

 

いや、これのどこが!

 

これは、お米に対する冒とくだろ!

 

 

ここに、せめて、日本人、いや、アジア人の一人でもいてくれたら、

 

私のこの気持ちをわかってくれただろうに。

 

私は空を仰いだ。

 

 

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     そりゃ、ないよ~  

 

 

現在の私の感想・・・

 

そうか、そんなこともあったなぁ。

 

この時のババアは、それでも他人とコミュニケーションが取れていたんだな。

 

今は、テンションを何オクターブも上げないと、他人と会話できない。

 

そうすると、相手も疲れる。

 

ババアはもっと疲れる。死にたくなるほどに。

 

 


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