引きこもり20年、もうすぐホームレス    in アメリカ

日本の大氷河期から逃れ、逃れて、三十路過ぎにアメリカにたどり着く。結婚できたらいいが、それから引きこもり20年!とうとう格安借家からも立ち退き迫られ、夫にも離婚を言い渡され、ホームレスになる日が、秒読みに・・・そんな中、昔書いたエッセイとイラストを見つけ、ブログに残しすことにした。

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ババア、クソじじいに付きまとわれた後、(元)夫に出会う!

2000年、15日のことだった。その時、私は猛烈に機嫌が悪かった。

 

最悪の年末の疲れを抱えたまま、その日から学校がはじまった。

 

クラスの後、先生が

 

「今日これからスクールアクティビティで映画を見に行くけど、行かない?」

 

と聞いてきた。

 

疲れていたし、気分の悪かった。

 

が、こういう時こそプラス思考で、物事にチャレンジしていくべき!

 

と参加することにした。

 

(今の私;私にもこんなふうに考えていとことあったんだ!)

 

しかし期待は大ハズレだった・・・

 

 

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       もっと輝ける!



その映画を見に行ったとは、先生2人、生徒4人だけだった。

 

映画は最悪!

 

 

セックスシーンで始まった。

~ン、ア~ン。

 

 

もう、みんな固まった。どうリアクションしていいかわからない。

 

そのシーンがやっと終わったと思ったら、永遠と暴力シーン

 

そもそも何言っているかわからないし、

 

これってどんなストーリーなのか全然わかりませーん。

 

どんどん気分が悪くなっていった

  

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参加した日本人のじいさんは、そうそうに諦めて、眠りの世界に・・・

 

じいさんは、私の前にいたのだが、大口を開けて、思い切り後ろののけぞってきた。

 

もう、頭が私の太ももに、かんがばかり・・・

 

目の前には、大口じいさん。

 

そして、その向こうには血がどひゃ~さらにどひゃ~

 

頼むから、映画よ。早く終わっておくれ

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やっと映画が終わって、学校に帰れることになった。

 

ほっとして、スクールバスに乗っていると、

 

じいさんが私を口説いて?くる。

 

「学校に着いたら、そこから車で家まで送っていってあげるよ。」

 

「ありがとうございます。でもバス(公共の)がありますから。」

 

「でもバス停で待つの大変でしょ。」

 

「いいえ、結構、本数あるんですよ。」

 

「でも今日はこんなに寒いし。」

 

「おかまいなく。」

 

「かわいそうだから、送るよ。」

 

かわいそうだと、思ってくれるなら、頼むから開放してくれ!

 

「大丈夫ですから」

 

「で、家はどこなの?」

 

って。じいさん、俺の、俺の)話を聞け~~~。

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 バスが私たちの学校でなく、どこかの大きな大学のそばに来た時、たまらず、

 

「運転手さん!ここでおろして!」

 

と叫んでいた。

 

よくわからないが、こういう大きい大学ならバスがいっぱい走っているはず。

 

ホームステイしている家まで、帰れるバスもあるだろう。

 

 

ぽか~んとしているじいさん尻目にさっさとスクールバスから降りた

 

 

やっとじいさんから解放された。

 

バス停はどこだ。

 

やっと見つけたバス停は、なんだか寂しいところにポツンとある。

 

誰もいない。とても静かだ。そしてとても暗い。

 

寒くて、暗い中、バスを待っていたら、なんだか怒りがぶり返してきた。

 

あのじじい~。

 

 

「じじい~!うざいんだよ~!」

 

「おめえなんか、大嫌いなんだよ~!」

 

誰もいないことをいいことに、真っ暗な中、叫んだ。

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すると突然、道の向こうから、笑い声がした

 

どうやら車の影に男性が2いたらしい。

 

まじか~。恥ずかしい~。

 

今日って、なんてついていないんだ。

 

ネガティブの塊のくせに、なまじっか、ポジティブ思考の挑戦したからだ~。

 

 

そのうち、その2人は別れ、そのうちの一人がこっちにやってきた。

 

「どうしたの?彼氏と喧嘩でもしたの?」

 

それが私の夫となる人との出会いだった。

 

(長い前振りだった)

 

 

現在の私の感想・・・

 

これが、私の夫(もうすぐ元夫になるが)の悲劇に始まりだったな~。

 

人間、どこに人生の落とし穴があるか、わからないね。

 

 


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